Windows XP Mode

Windows7(64bit)を触りはじめてまだ2週間なのですが、UIが改善されているのと、動きも軽快でとても満足しています。XPの(32bit)アプリでちょとちょこと不具合が起きているものなども互換モードでとりあえず凌ぐこともでき、さらにXPからの移行作業も思いのほか順調で、壮絶な格闘を覚悟していた私にとっては、正直拍子抜けしたという感じでした。

ただ、とはいうものの、ごく一部ですがどうしても動かない(インストールすらできない)アプリケーションや、そもそも64bit版のドライバがないディバイスなどもあり、何とかならないものかと小さな格闘はしていました。^^; そんな中、ようやく諦めがついていた矢先に、、、

Microsoftのサイトをちょっと散策していたところ、、、「Windows XP Mode」なるものを見つけてしまいました。

http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/

仮想技術でXPを動かすということなので、あまり期待せずにとりあえずどんなもんか見てみたいという思いで、インストールしてみました。 手順としては、http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/download.aspxから、WindowsXPMode_ja-jp.exe(Windows XP Mode)とWindows6.1-KB958559-x64.msu(Windows Virtual PC)の2つのファイルをダウンロードして、前者を先に続けて後者をインストールするだけというきわめて簡単なセットアップです。 あとは、スタートメニューにある「Windows XP Mode」を実行するだけです。 Windows XP Mode Window

Windows XP Modeは、Windows Virtual PC上の仮想マシンとしてWindows7の1つのウィンドウ内で実行されるのですが、デスクトップアイコンやタスクバーはもちろん、スタートメニュー、すべてのプログラム、さらには管理メニューなどほぼ全ての機能が再現されているようです。タスクマネージャーで(XP上で)起動しているプロセスも確認できます。まるで1つのアプリケーションのようにXPが実行されているかのようです。Windows XP Modeは、Windows Virtual PC上で、独立した専用のスレッドで走っているため、非常に安定しています。

それで、1つ驚いたのが、64bitのWindows7にどんなにがんばっても入らなかったディバイスドライバ(32bit)が、Windows XP Mode上ではあっさりと入ったことです。動作も正常です。そのドライバからのプリンタ出力もバッチリでした。

おそらくですが、、、64bitのWindows7上でWindows Virtual PCは64bitネイティブに走っているのですが、その上で動いているWindows XP Modeは32bitで動いているではないかと思います。

このWindows XP Modeは、その中でのフォルダ構造はまさにXPのもので、Windows7上で動かしているものの、XPマシンを操作していると錯覚するほどです。また、マシンが積んでいる物理メモリ内であれば、メモリ量も自由に割り当てられます。さらに、Windows XP Modeからであれば、Windows7のフォルダにもアクセスできますので非常に便利です。もちろんネットワーク接続(ローカルもインターネットも)もできます。クリップボードも7とXP間で共有しています。

仮想的に動かしているとはいえ、安定性といい、シームレスな操作性といい、「使える!」というのが率直な感想です。(ちなみにパフォーマンスはそこそこでした) マシンスペックに余裕のある方は、試してみる価値があると思います。  ※ このWindows XP Mode は、Windows 7のProfessional、Enterprise、Ultimateの  3エディション(32bit、64bitの両方で可)が対象です。