色の変化を物体の温度に関連付けて表した指標のこと

色温度なんてというと、熱い色?冷たい色?なんて考えちゃいますよね。赤は熱くて青は冷たいのかな?とか、、、。
どんな物質もその温度によって様々な波長の光を放射するのですが、特に高温になると様々な色を放ちます。その色合いは、物質ごとあるいは温度ごとに微妙に異なるのですが、一般的に温度が低いオレンジから、温度が高くなるにつれてだんだん白くなり、さらに青へと変わっていきます。イメージとしては炎を思い浮かべてみるといいと思います。中学生の頃の理科の実験などで、温度が高くなるにつれて炎の色が赤から青へ変わる、というように教わったことはないでしょうか。
ただ、良く考えてみると赤は熱くて青は冷たいというようなその色から受けるイメージとは真逆なところは面白いですよね。何でか?その辺のところは神さまに聞いてみないと分からないですね。
それで、色温度の単位はというと、K(ケルビン:絶対温度)です。よく耳にするC(摂氏:度)に「273.15」を足したものと考えて下さい。(例えば、5000Kとは大体4727Cということです)
色に対する温度は、大体以下のような感じです。(正確ではありません)

 

太陽光が6500K、白熱灯が3000K、蛍光灯(昼光色・昼白色)だと5000K~6500Kです。
食卓を照らす光源は白熱灯がいいとされていますが、これは赤みを帯びていたほうがより料理が美味しそうに見えるからです。また、赤みを帯びた光より青みを帯びた光のほうが、よりリラックスしづらいことから、勉強には蛍光灯がいいようですね。(リラックスすると眠たくなりますからね)
それで、本題のDTPの話に戻すと、モニタの色温度については色の再現のために非常に重要な設定要素です。パソコンのモニタは大体9300Kが主流のようですが、廉価なものを除いて大体調整できます。(ノートパソコンのモニタなんかでは色温度という形では調整できないものが殆どです)
白を表示させることでその微妙な色味を調整できますが、デザインや映像制作などその使用目的に応じて適切な数値に変更することが必要です。9300Kでは青白くなるのですが、印刷関連のデザインなどでは、5000K~6500Kがいいとされています。これは印刷に使われる用紙の殆どがどちらかというと黄色味がかった白だからです。ですからデザイン制作に使うモニタもそれに合わせたほうがいいという訳です。(もちろん用紙によっては青白いものもありますので、一概には言えませんが)
また、温かみのある色温度に設定することで疲労感も軽減できるので、モニタを長時間使う場合などは調整が必須ですね。青白いと本当に目が疲れますよ。