画像やプリンターなどの“きめの細かさ”を表す指標。

dpi(またはppi)という単位で表されます。
dpidots per inch — 1インチあたりのドット数
ppipixel per inch — 1インチあたりのピクセル数
(※ 1inch = 25.4mm)
で、両者とも同一の意味で使われています。この数値が大きいほど精細な画像であるということになります。写真画像では350dpiが最適だといわれていますが、これは印刷機の線数として通常の印刷物の場合ですと175線が一般的で、この2倍の数値になっている訳です。
(線数も1インチあたりの数なので、同じでいいんじゃないの?と思うところですが、なぜ2倍になっているかというと、、、プロセスカラーの場合、各色の網点の傾きの角度がそれぞれ0°,15°,45°,75°というようになっているためで、45°のものについてはルート2倍[約1.4倍]でいいものの、15°と75°のものについては計算上4倍弱必要ということになります。ただ、4倍となると700dpiということになり画像容量が大きくなるのと、実際に人間の目で認識できる次元で考えると実は2倍ぐらいが妥当ということで、これが一応の目安となったようです)

また、ロゴマークや文字などを画像として扱うときの2階調画像の場合、特にアウトラインを鮮明にしたいときは、1200dpiが必要です。Webで扱われる画像などはモニター表示が前提ですので72~96dpiで充分です。

但し、解像度はあくまでも密度を表しているため、実際に画像の“見た目の荒さ”を知るには、この解像度とともに画像のサイズが重要になります。つまり、実寸で配置していれば問題ありませんが、Illustratorなどに配置する場合、Illustrator上で拡大してしまっては、解像度はその分落ちることになります。線分比にして2倍に拡大すれば、解像度は2分の1になってしまうということです。

解像度

例えば、解像度が350dpiで10mm×10mmの大きさの正方形の画像を、50mm×50mmに拡大するとどうなるのかというと、線分比にして5倍、面積比にして25倍になっても画像の総ドット数に変化はありませんから、密度としての解像度は350÷5=70dpiとなり、非常に荒くなってしまいます。70dpiとなりますと特にエッジのジャギーが非常に目立つようになります。

 

また、Adobe Photoshopなどでは、画像サイズはそのままで解像度だけを上げる(総ドット数を多くする)ことも可能ですが、例えそのようにしたとしても基本的に画像の見た目の荒さは変わりません。ジャギー自体が解消されるわけではないからです。
(「バイキュービック法(滑らかなグラデーションに最適化)」などで解像度変更すればある程度改善されます)