Adobe IllustratorといえばDTPソフトの定番ですが、、、

Adobe Illustrator

CMYK 、RGB、特色など様々な色指定ができ、さらにオーバープリントの指定もできるなど、要するに印刷を前提に設計されているソフトと言えるでしょう。またドキュメントの様々な情報の確認機能も充実しているため、事前に印刷に適しているかなどのチェックも出来ます。

現在の最新バージョンは最近Adobeからリリースされた13(CS3)です。機能が更に充実してきたものの、やはりこれまでの中でWindows、Macともに抜群の安定度やパフォーマンスを誇っていたのは何と言ってもバージョン8で、“現在でも使っているよ”という方も多いのではないでしょうか?

また、バージョン9からはぼかしの効いたドロップシャドウを始めとした透明効果などの新しい機能が追加され、さらにカラーマッチングの機能も充実してきました。これらによってデザインの幅がさらに大きく広がりました。(ちょっと重たくなりましたけどね)
最近ではCTP出力用のRIPが上記のような特殊効果などにも対応しているため、そのまま印刷できるようになっています。CSになってからは画像のトレース機能なども新たに増え、どんどん高機能化しています。(PCにはハイスペックが要求されるのですが、、、)
更にCS3では、ツールやパレットなどのインターフェイスが一新され使い易くなっています。またAdobe PhotoshopやAdobe InDesignとインターフェイスの統一感を持たせているため、これらのソフト間の連携も自然な形で行なえるようになっています。(さすがAdobe!)

しかし、一方最終出力をする印刷屋さんが最新のバージョンに対応していない場合などは、やむを得ずバージョンダウンして入稿するというようなこともあるでしょうが、これが思わぬトラブルの原因になったりします。特に透明効果を使っているものをバージョン8に落としたりすると透明効果のオブジェクトが見事バラバラに分割されてしまい、あれれれれ、、、というようなことを経験した人も多いのではないでしょうか。こうなると編集などはもってのほかですし、もとのバージョンで開いても元には戻りません。(もちろんオリジナルファイルは別にとってあるでしょうけどね)

いずれにしても、バージョンダウンはデータートラブル等のリスクが非常に高いので、極力しないようにしましょうね、といったところでしょうか。